1956-2006 大映特撮の世界』篇



1956【宇宙人東京に現わる】大映東京


【宇宙人現わる】プロット(原案)
原案/中島源太郎 企画/中代富士男



【宇宙人現わる】決定稿台本1955.09.23(第 稿)
企画/中代富士男 原案/中島源太郎 -「宇宙人現わる」より- 脚本/小国英雄
監督/島 耕二 特殊撮影/的場 徹、築地米三郎、田中捨一 製作/藤井朝太



1957【透明人間と蠅男】大映東京


【透明人間と蠅男】決定稿台本(第 稿)
企画/米田 治 原案/山野利一 脚本/高岩 肇
監督/村山三男 特殊撮影/的場 徹 製作/永田秀雅



1957【夜の蝶】大映東京


【夜の蝶】決定稿台本(第 稿)
企画/川崎治雄 原作/川口松太郎 -「中央公論」所載- 脚本(脚色)/田中澄江
監督/吉村公三郎 撮影/宮川一夫 照明/伊藤幸夫 美術/間野重雄
特殊撮影/築地米三郎




1957年、劇場公開当時のオリジナルプログラム。

(高級クラブのホステスを称する言葉…夜の蝶…「マリとおきく」の対立の構図が素敵なパンフレット。)


【夜の蝶】は、『大群獣ネズラ』や『大怪獣ガメラ』の特技監督/築地米三郎氏が、特殊撮影で参加した作品なのです。
山本富士子演じる京都の舞妓上がりの「おきく」が銀座に一流バーのマダムとして進出。銀座のトップマダムの
京マチ子演じる「マリ」と熾烈な女の闘いを繰り広げる様子を人生の哀歓をこめて鮮烈に描いた作品。
劇中最大の見せ場となる山本富士子、京マチ子&山村聡による「ベンツ」と「キャデラック」のカーチェイスは、
築地米三郎氏がミニュチュア撮影を敢行したもの。京浜国道の特撮セットで自動車操演用の仕掛けを隠す為、
ウレタンゴムを使用した独自のプランで演出。築地米三郎氏による特殊撮影の実験的作品なのです。
実際の劇中シーンは、ぜひDVDでご確認を!

Mon, 29 October 2007


1958【氷壁】大映東京


【氷壁】決定稿台本(第 稿)
原作/井上 靖 脚本/新藤兼人
監督/増村保造 特殊撮影/築地米三郎 音楽/伊福部昭
製作/永田雅一 企画/米田 治


1958【日蓮と蒙古大襲来】大映京都


【日蓮と蒙古大襲来】未定稿台本(第1稿)
企画/辻 久一、税田武生 脚本/渡辺邦男、八尋不二 監督/渡辺邦男


1959【第6回 アジア映画祭】受賞トロフィー

 

【第6回 アジア映画祭 大映受賞トロフィー】1959
大映映画「氷壁」監督賞受賞トロフィー
当時、増村保造監督に贈られた本物のトロフィーなのです。


1959年、マレーシア・クアラルンプールで開催された『第6回 アジア映画祭』に於いて大映に贈られたトロフィー。
大映が何の作品で受賞したのか?不明でしたが…なんと!!1958年の『氷壁』だったんです!!
当時の毎日新聞※に「輝くゴールデン・ゴング賞」の見出しで掲載されたんですって…。監督/増村保造氏が「監督賞」他5部門受賞。
(※厳密には紙面でなく32秒程のニュース映画…毎日新聞社提供・大映映画配給「毎日世界ニュース No.406」1959年5月20日)
『このほどマラヤ(現マレーシア)で開かれたアジア映画祭から、永田雅一連盟会長はじめ
松山英夫大映常務、浦路洋子さんら日本代表団が、ゴールデン・ゴング賞を手に羽田に帰って来ました。
この映画祭で日本は、大映作品「氷壁」(増村保造監督)の監督賞など5つの賞をはじめ、数々の輝かしい成果を収めました。』
…なんて内容の32秒程のニュースフィルムが当時映画館で流されていた事が判明した。
因みに…神奈川県横浜市内にある「放送ライブラリー」という施設で当時のニュースフィルムを見る事が出来る。
興味のある方はぜひ行ってみるといい。しかし…この受賞は、ニュースにもなっているのに…
実は…あまり知られてないらしい。試しに「大映映画 氷壁」を検索してみても…受賞情報がない!!
ところで…アジア映画祭って?有名なの?…実はコレ!現在も「アジア太平洋映画祭」の名で開催されているのであります!!
アジアのアカデミー賞みたいな感じ!!我が家には米アカデミー賞のオスカー像があるようなもの…?ちょっと違うか…。
なにはともあれ…井上靖原作の…あの「氷壁」だったなんて…。気になってたんですよね…この作品!なぜかって…?
実は特撮映画でもあるんですよ。大映特撮ファンならご存知の築地米三郎氏が特殊撮影を担当されているんです。
この映画「氷壁」も映画「夜の蝶」同様、築地米三郎氏による特殊撮影の実験的作品であります。
築地米三郎氏が語られた「氷壁」の特殊撮影秘話によりますと…
氷壁からの滑落シーンは、美術部がスタジオに製作した氷壁のセットを使用。
大人の俳優だと巨大な氷壁のセットを製作しなきゃならない!そこで…築地監督は考えた!
築地氏はなんと!当時小学生だったご子息とそのお友達に衣装を着せて…滑落シーンを演出したそうです!
スタジオセットもコンパクトだし…何より俳優に怪我させちゃいけない!だって…。
築地監督…活動屋のプロ根性は分かりますが…ご子息は心配じゃなかったんですか?!…。
築地監督曰く、物凄く楽しんでたよ!だって!!…。
嘘でしょ!ホントなの?というあなた!ぜひ、ご自分の目で本作のDVDを確認してみてください!
…子役?じゃなく監督のご子息のお芝居は、素晴しい!!…。(コレ!大映特撮ファン必見のポイントね!)
さらに!!!音楽は重鎮・伊福部昭大先生なのであります!!
凄い!!特撮ファンなら泣いちゃうくらい…。ファンじゃない方訳分かりませんよね…ごめんなさい!
兎に角!なんとしても受賞トロフィーとともにコレクションしておきたい!!
…という理由で…大映映画『氷壁』の台本を入手しちゃったのであります!!
ブログでWANTEDしてみたり…四方八方手を尽くして…入手まで八ヶ月待った待った…。


(これは…レプリカではなく本物を個人所有しております。アジア映画祭は名称が変更となり現在,アジア太平洋映画祭となっています。)

Mon, 29 October 2007
(tue, 08 February 2011)


1961【釈迦】大映京都

 

1961年、劇場公開当時のオリジナルプログラム。

(初公開当時の「有楽座」劇場名入のパンフレット。日立テレビのタイアップ広告が時代を感じさせる。)


 

【第一回 日本映画製作者協会賞 トロフィー】1961
脚本/八尋不二 監督/三隅研次 製作/永田雅一
大映 スーパー・テクニラマ70 総天然色


仏教の祖・釈迦の生涯を描いた映画『釈迦』は、大映オールスターが総出演する大映初の70ミリ超大作。
1960年9月24日、日本初の70ミリ映画(大映スーパー・テクニラマ70/総天然色)を創造するプロジェクトが始動!
大映本社では永田雅一社長を委員長とする“釈迦製作委員会”が設立される。
日本映画始まって以来の大規模な撮影による『釈迦』最大の見せ場となる「大神殿の工事場」の
スペクタクル・シーンは後に和製「イントレランス※」と称される事となる。
高さ28メートルの大魔像(奈良の大仏より約13メートルも大きい)、大小五棟の神殿、長さ60メートルの橋を含めた
大オープンセットに撮影スタッフ300人以上、エキストラ延べ15000人を動員。
このシーンは、単に映画最大のスペクタクル・シーンというだけでなく、二千五百年前の古代インド文化と
古代インド建設技法の再現。さらに、それらの建造物が一瞬の大地震によって崩壊する…という物語の設定から
日本映画史上類を見ない大規模な撮影となったのです。
1961年、この『釈迦』の偉業を称えて大映映画『釈迦』製作スタッフに対して日本映画製作者協会より
「第一回 日本映画製作者協会賞」として贈られたトロフィーなのです。


(トロフィー…レプリカではなく本物を個人所有。資料:大映ビルボード『釈迦』より。)
※『イントレランス(Intolerance=不寛容)』は、「映画の父」と呼ばれるD・W・グリフィス監督による1916年製作のモノクロ・サイレントアメリカ映画。
1915年にアメリカ映画最初の超大作『國民の創生』を製作したD・W・グリフィス監督が翌年製作した超大作「イントレランス」。
「イントレランス」は、4つ時代とストーリーで構成されたオムニバス作品であり、特に古代バビロニアを描いた『バビロン篇』が有名。
『イントレランス』におけるバビロンの神殿シーンと『釈迦』におけるバラモンの神殿シーンは、
何れも映画撮影規模(巨大なオープンセット及び大規模なエキストラ動員の要素…etc.)としては大変酷似している。
建設現場で使われる建築用足場(櫓)「イントレ」の語源となる作品。日本の映画・CM撮影現場の俯瞰撮影シーンで使用される(櫓)「イントレ」も同意語。
『イントレランス』をもっと知りたい方は、1987年公開の映画『グッドモーニング・バビロン!』がお勧め。
ハリウッド映画草創期の製作現場とイントレランスの裏側を描いた作品です。
   
因みに、アカデミー賞受賞会場で知られる「コダックシアター」のあるHollywood & Highland(ハリウッド ハイランド)の
建物外観やバビロンコート前のゲートに鎮座する巨像のオブジェは「イントレランス(バビロン篇)」のメインビジュアルがモチーフ。
Mon, 29 October 2007

1962【スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねぇ】大映東京


【スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねぇ】決定稿台本(第 稿)
企画/竹谷豊一郎 原作/青島幸男 脚本/高橋二三
監督/弓削太郎 撮影/石田 博
照明/伊藤幸夫 美術/山口 煕


♪スィスィスーダララッタ…でおなじみ『スーダラ節』がタイトルを飾るこの映画。原作は、もちろん青島幸男氏。
植木等さんが歌う主題歌が大ヒットして急遽制作、俳優/川崎敬三氏と川口浩氏のW主演作品なのだ。
この台本は、本編・照明監督の伊藤幸夫氏が現場で使用されていたもの。
画コンテなど丁寧に書き込まれている貴重な資料なのだ…。
大映映画の当時の撮影現場の様子が伝わってくる素敵な台本に感謝!!。
香盤表やスタジオセット図面など当時の資料も大事に保管されてこられた
伊藤幸夫照明監督の几帳面さと共に写真を愛しする活動屋魂におもわず涙が出ちゃうくらいのお宝なのだ…
…我が家の大映東京撮影所の作品資料としては第一級品であります。


  

【香盤表-本編・弓削組-】
(画面左/ロケーション用・画面中央/スタジオ用◆Σ萍民/スタジオ用)



【スタジオセット図面-本編・美術監督/山口 煕氏作成-】
(大映東京撮影所・No.5ステージに組まれたスタジオセットの図面/港湾引込線のレールや踏切、倉庫街など建て込まれた。)


(なぜ?この作品を掲載してるかと言うと…主役じゃないけど…ハナ肇とクレージーキャッツ…7人全員初出演の映画だし…ファンだから。
だって…『クレージー』映画の脚本って人気作だから入手困難なんだもん。悲しいかな我が家にあるクレージー映画の脚本はコレ一冊のみ…。
1968年、東宝映画【空想天国】の台本所有してるけど…クレージーキャッツのフルメンバー出演じゃないもんね。
肝心の特殊撮影等については…未確認。さらに『大怪獣ガメラ』シリーズの脚本家/高橋二三氏だから…と言うのも理由の後付けかな。)

Mon, 30 August 2010

1962【鯨神】大映東京


【鯨神】決定稿台本(第 稿)
企画/米田 治、竹谷豊一郎 原作/宇能鴻一郎 脚色/新藤兼人 監督/田中徳三 特殊撮影/的場 徹



1963【黒の札束(“黒”シリーズ/第3作)大映東京


【黒の札束】決定稿台本1963.02.18※(第 稿/詳細不明)
原作/佐野 洋 -新潮社版「重い札束」より- 脚本/高岩 肇
監督/村山三男 企画/藤井浩明
※撮影当時現場使用者入手日付記載より/既に撮影中入手経緯台本内記載有り


1962年〜1964年の2年間に全11作製作された大映【“黒”シリーズ】
シリーズとは言っても各作品まったく個別のストーリーなのである。
単に作品タイトルに【黒の…】とつくだけ。
日本社会の光と影を描く!大映映画シリーズの総称である理由なのだが、
何故だか心躍るカッコ良さがある。
田宮二郎、宇津井 健、川崎敬三の大映スター看板3人組が各作品で主演。
この【黒のシリーズ】には、「大映東京撮影所」と「大映京都撮影所」の2箇所で製作された作品がある。
【黒の札束】は“黒”シリーズ/第3弾。主演俳優は「川崎敬三」。
俳優/川崎敬三が“黒”シリーズで主演した作品はコレ1本のみである。
【黒の札束】は映画公開当時、世間を騒がせていた高精度の偽札事件を題材に、
村山三男監督がドキュメンタリータッチで描いた犯罪スリラー。

『黒の札束』はモノクローム作品。偽札や犯罪を描くにはカラーではなく、
想像力と勝手な妄想が膨らむモノクロームの映像がピッタリ!である。
未見の方は、ぜひDVDでご鑑賞を!

(1963年度製作、劇場公開1963.03.15)

Wed, 12 March 2014

1963【視界ゼロの脱出(初期題名/危険なれど着陸せよ)大映東京


【危険なれど着陸せよ】決定稿台本1963.04.02(第 稿)
企画/中島源太郎 脚本/安藤日出男 構成/菊島隆三
監督/村野鐵太郎 特殊撮影/築地米三郎


【危険なれど着陸せよ】は、大映が誇る特技監督/築地米三郎氏が特殊撮影で参加した作品であります!!
劇場公開名は【視界ゼロの脱出】。ぜひDVDでご確認を!

(1963年度製作、劇場公開1963.06.30)

Wed, 12 March 2014

1963【風速七十五米】大映東京


【風速七十五米】決定稿台本1963.04.04(第 稿)
企画/原田光夫 脚本/高岩 肇、田口耕三 監督/田中重雄 特殊撮影/築地米三郎


【風速七十五米】は、大映が誇る特技監督/築地米三郎氏が、特殊撮影で参加した作品。
風速七十五メートルの巨大台風が首都/東京を直撃!なんと!銀座一帯が水没しちゃうディザスタームービーなのである。
劇中最大の見せ場となる水没シーンはスタジオに組まれた精巧なミニチュアセット。
濁流に呑みこまれる「東●の日劇」や「森●製菓」「不●家」などの企業看板が崩落して水没する「銀座」など
これぞ!大映特撮陣が誇るスペクタクル特撮映画!!…が存分に楽しめる作品であります!!ぜひDVDでご確認を!

(1963年度製作、劇場公開1963.07.13)

Fri, 18 May 2012


1963【大群獣ネズラ/(映画製作中止・未完成)】大映東京


【大群獣ネズラ/(映画製作中止・未完成)】幻の決定稿台本
企画/仲野和正 脚本/長谷川公之 監督/村山三男 特殊撮影/築地米三郎


大映特撮映画の歴史を語る上で、決して忘れられない映画企画がこの【大群獣ネズラ】。
『大群獣ネズラ』は、巨大化した大ネズミが群れを成して東京を襲撃するストーリーです。
東京近郊のある島の研究施設。そこでは、来るべき宇宙開発用の宇宙食の実験が行なわれていました。
しかし、実験は失敗!開発中の宇宙食“S602”には恐るべき副作用があったのです。
島ではある異変が…何者かに襲撃される事件が頻繁に発生。その正体は、研究所の島に生息する島ネズミ。
彼らは、廃棄されたはずの宇宙食を密かに食べ続けその副作用で巨大化…群れを成して襲撃してきたのです。
ネズラを殲滅する為に殺鼠剤を散布する作戦が開始されたのですが…。住処の島を追われたネズラは、
島から島へと海を渡って、東京へ侵攻!ついに人間を食料とした恐怖の大進撃を開始したのです…。
『大群獣ネズラ』は、製作開始直後にネズミから大量発生したダニや群れを成すネズミの演出手法など
難題に直面し、已む無く製作中止に追い込まれた「悲しい特撮怪獣映画」なのです。
当時、もしも映画が完成していたら東宝特撮映画『サンダ対ガイラ』に於ける「ガイラが羽田空港で人間を貪り食う」
ショッキングなシーンも吹っ飛ぶぐらい“恐怖”のビジュアルシーンが全編に展開していたかもしれません。
大映特撮映画で後世語り継がれるであろう「日本特撮史上最も衝撃的な殺戮シーン」も映画製作中止とともに
幻となってしまったのです。『大群獣ネズラ』の失敗があったからこそ後に大映特撮映画の看板スターとなる
『大怪獣ガメラ』が無事に誕生したわけですが、この映画が完成していれば『大怪獣ガメラ』もかなり内容の違った
特撮怪獣映画になっていたかもしれませんね。

(竹書房刊『ガメラ画報-大映秘蔵映画五十五年の歩み-』の本文中に製作中止となった幻の映画「大群獣ネズラ」として紹介されています。)

Thu, 18 May 2006


1964【海底犯罪No.1】大映東京


【海底犯罪No.1】決定稿台本(第 稿)
企画/仲野和正、財前定生 原作/竜 茂樹 -三一書房刊「謀略海峡」より- 脚本/下飯坂菊馬 監督/田中重雄
出演/宇津井健、江波杏子、藤由紀子、河野秋武、角梨枝子、小沢栄太郎


原作/竜 茂樹-「謀略海峡」-を映像化した大映アクション作品。松竹大船・怪奇映画シリーズ『吸血鬼ゴケミドロ』に続く
怪奇路線第二弾として制作された『吸血髑髏船』の脚本家/下飯坂菊馬氏が脚色。俳優/宇津井健氏主演による
一匹狼のトップ屋・二宮二郎が貨物船沈没という犯罪計画を進める財界の黒幕・丸橋(小沢栄太郎)を追い詰める話。

(なぜ?この作品を掲載してるかと言うと…主演は宇津井健さんだし…単純にタイトルがカッコいいから。『海底犯罪No.1』ってなぜかくすぐられるでしょっ。
肝心の特殊撮影等については…未確認。でも『吸血髑髏船』の脚本家/下飯坂菊馬氏が脚色してるし、監督は『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』の田中重雄氏だから…と言うのは理由の後付けかな。)

Wed, 30 May 2007

やはり!【海底犯罪No.1】は特撮映画だった!!
海上を逃げるモーターボートのチェイスシーンや爆発シーンを築地米三郎氏が演出していた!
特殊撮影があったのか?なかったのか?長らく未確認だったけど…あ〜ぁスッキリした!!
この時代の大映映画には随所で築地特技監督による特撮の映像実験が行われているらしい。

(1964年度製作、劇場公開1964.09.05)

Fri, 18 May 2012

1964【黒の超特急(“黒”シリーズ最終作/第11弾)大映東京


【黒の超特急】プロット 1964(原案)
企画/藤井浩明 原作/梶山季之 -光文社刊「夢の超特急」より-
脚本/増村保造、白坂依志夫 監督/脚本/増村保造
主演/田宮二郎


1962年〜1964年の2年間に全11作製作された大映【“黒”シリーズ】
シリーズとは言っても各作品まったく個別のストーリー。単に作品タイトルに【黒の…】とつくだけ。
日本社会の光と影を描く!大映映画シリーズの総称である。
掲載の資料は、シリーズ最終作【黒の超特急】の企画書。
企画提案者は、藤井浩明氏。当時の大映企画制作本部/八尋大和氏へ提出されたもの。

(1964年度製作、劇場公開1964.10.31)

Wed, 12 March 2014

1965【大怪獣ガメラ】大映東京


【大怪獣ガメラ】製作準備稿台本(第1稿)
企画/斎藤米二郎 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明


【大怪獣ガメラ】決定稿台本(第2稿)
企画/斎藤米二郎 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明
撮影/宗川信夫 照明/伊藤幸夫
美術/井上 章 特殊撮影/築地米三郎

Fri, 23 June 2006

1966【大怪獣ガメラ対宇宙氷人/(未製作)】大映東京

 

【大怪獣ガメラ対宇宙氷人/(未製作)】幻のプロット
企画/斎藤米二郎 脚本/高橋二三


『大怪獣ガメラ』の次回作として当初、企画されたのがこの【大怪獣ガメラ対宇宙氷人】。
『大怪獣ガメラ対宇宙氷人』は、宇宙氷人が地球を侵略するストーリーです。
世界各地で目撃される空飛ぶ円盤。それと同時に世界中の火山が噴火する現象が頻発する。
火山から立ち昇る噴煙と火山灰の影響で空が覆われ、次第に氷河期時代のような氷の世界へと変貌する地球。
已む無く人類は地下へ非難…突如、飛来した空飛ぶ円盤から現れたのは、皮膚が透けて血管や頭蓋骨が見える
恐ろしい姿の宇宙氷人だったのです。彼ら宇宙氷人は、地球に侵攻し自分たちが移住しやすいように世界中の
火山に小型原爆を投下して人工的に火山を噴火させて地球環境を大改造していたのです!
刃向かう者は全て凍らせる冷血な宇宙氷人の奴隷となった人類…希望を失いかけていたその時!
…故障した火星ロケットから脱出したガメラが登場!宇宙氷人との人類存亡を賭けた戦いが始まるのです…。
残念ながらプロットのみで製作は見送りとなりましたが、氷と雪に閉ざされた世界に佇む恐ろしい姿の
「宇宙氷人」のビジュアルイメージは、あの名作「大魔神」のコンセプトイメージへとフィードバックされたのです。

(竹書房刊『ガメラ画報-大映秘蔵映画五十五年の歩み-』の本文中に「ガメラ対氷人」として簡単に紹介されています。)

Wed, 17 May 2006

1966【大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン】大映東京


【大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン】製作準備稿台本(第1稿)
企画/斎藤米二郎 脚本/高橋二三 監督/田中重雄 特技監督/湯浅憲明


【大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン】決定稿台本(第2稿)
企画/斎藤米二郎 脚本/高橋二三 監督/田中重雄 特技監督/湯浅憲明


1966【大魔神】大映京都


【大魔神現る】プロット(原案)
企画/奥田久司


【大魔神】製作準備稿台本(第1稿)
企画/奥田久司 脚本/吉田哲郎 監督/安田公義 特撮監督/黒田義之


【大魔神】決定稿台本(第2稿)
企画/奥田久司 脚本/吉田哲郎 監督/安田公義 特撮監督/黒田義之


【大魔神】改訂稿台本(第3稿)
企画/奥田久司 脚本/吉田哲郎 監督/安田公義 特撮監督/黒田義之


1966【大魔神怒る】大映京都


【続・大魔神】プロット(原案)
企画/奥田久司


【大魔神怒る】製作準備稿台本(第1稿)
企画/奥田久司 脚本/吉田哲郎 監督/三隅研次 特撮監督/黒田義之


【大魔神怒る】決定稿台本(第2稿)
企画/奥田久司 脚本/吉田哲郎 監督/三隅研次 特撮監督/黒田義之


1966【大魔神逆襲】大映京都


【大魔神西へ】プロット(原案)
企画/奥田久司


【大魔神西へ】製作準備稿台本(第1稿)
企画/奥田久司 脚本/吉田哲郎 監督/森 一生 特撮監督/黒田義之


【大魔神西へ】決定稿台本(第2稿)
企画/奥田久司 脚本/吉田哲郎 監督/森 一生 特撮監督/黒田義之


【大魔神逆襲】改訂稿台本(第3稿)
企画/奥田久司 脚本/吉田哲郎 監督/森 一生 特撮監督/黒田義之


1967【大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス】大映東京


【(仮題)ガメラ対バンパイヤー】プロット(原案)
企画/仲野和正 脚本/高橋二三


【(仮題)ガメラ対ギャオス】製作準備稿台本(第1稿)
企画/仲野和正 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明


【大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス】決定稿台本(第2稿)
企画/仲野和正 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明


1968【ガメラ対宇宙怪獣バイラス】大映東京


【(仮題)ガメラ対宇宙大怪獣】製作準備稿台本(第1稿)
企画/藤田昌一、仲野和正 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明


【ガメラ対宇宙怪獣バイラス】決定稿台本(第2稿)
企画/藤田昌一、仲野和正 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明


1968【妖怪百物語】大映京都


【妖怪百物語】決定稿台本(第 稿)
企画/八尋大和 脚本/吉田哲郎 監督/安田公義


1968【妖怪大戦争】大映京都


【妖怪大合戦】製作準備稿台本(第1稿)
企画/八尋大和 脚本/吉田哲郎 監督/黒田義之


【妖怪大合戦】決定稿台本(第2稿)
企画/八尋大和 脚本/吉田哲郎 監督/黒田義之


1969【ガメラ対大悪獣ギロン】大映東京


【ガメラ対大悪獣X】製作準備稿台本(第1稿)
企画/仲野和正 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明


【ガメラ対大悪獣X】決定稿台本(第2稿)
企画/仲野和正 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明


【ガメラ対大悪獣X】改訂稿台本(第3稿)
企画/仲野和正 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明


1970【ガメラ対大魔獣ジャイガー】大映東京


【ガメラ対大魔獣X】製作準備稿台本(第1稿)
企画/仲野和正 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明


【ガメラ対大魔獣X】決定稿台本(第2稿)
企画/仲野和正 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明


1971【ガメラ対深海怪獣ジグラ】大映東京

 

【地球の危機 ガメラ対深海魚竜X】プロット 1971.02.10(原案)
企画/斎藤米二郎 脚本/高橋二三


【地球の危機 ガメラ対深海魚竜X】製作準備稿台本(第1稿)
企画/斎藤米二郎 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明


【地球の危機 ガメラ対深海怪獣X】決定稿台本(第2稿)
企画/斎藤米二郎 脚本/高橋二三 監督/湯浅憲明


1972【ガメラ対双頭怪獣W/(1971.11-大映倒産・未製作)】大映東京

Fri, 23 June 2006

1972【日本列島沈没/(1971.11-大映倒産・未製作)】大映東京

Thu, 06 July 2006

1987【首都消失】関西テレビ=徳間書店=大映


【首都消失/TOKYO BLACKOUT】決定稿台本 1986(第 稿)
原作/小松左京 徳間書店刊「首都消失」(1985年日本SF大賞受賞作品) 脚本/山浦弘靖、舛田利雄
監督/舛田利雄 特技監督/中野昭慶
企画/巻幡展男、荒井 修、山本 洋 製作/徳間康快、村上七郎

【首都消失】は、新生・大映映画として徳間書店により復活した徳間大映映画として製作されました。
残念ながら特撮チームは、大映ではなく東宝映像が製作協力した作品ですので東宝特撮作品。
東宝特撮スタッフは、中野昭慶特技監督をはじめ撮影/江口憲一氏、佐川和夫氏、美術/井上泰幸氏、特殊効果/渡辺忠昭氏、
操演/松本光司氏、助監督/浅田英一氏などの方々が参加。ジャンル的には東宝特撮映画のカテゴリーに分類される作品なのです。

(1986年度製作、劇場公開1987.01.17)
Mon, 23 July 2007




to be continued.
『GAMERA WORLD』



-1994地球大破滅(ハルマゲドン) ガメラVS.不死鳥(フェニックス)/(未製作)】大映


【地球大破滅(ハルマゲドン)ガメラVS.不死鳥(フェニックス)/(未製作)】プロット -1994(原案)
(劇場用映画企画の為のプロットより)脚本/高橋二三氏直筆原稿より


【地球大破滅(ハルマゲドン)ガメラVS.不死鳥(フェニックス)/(未製作)】プロット -1994(原案)
(page-6/メインタイトル部分より)脚本/高橋二三氏直筆原稿より

昭和『ガメラ』シリーズの脚本家/高橋二三氏による劇場用映画企画の為のプロット。全33ページ(400字詰原稿用紙)
後に、1995.03発行・小学館スーパークエスト文庫(SQ文庫)より『ガメラVS.不死鳥(フェニックス)』として出版。
この文庫を紹介する商品解説等では、小学館SQ文庫の為に執筆したとされていますが、実際は劇映画企画の為に
高橋二三氏が書き下ろしたオリジナル。言わばガメラの生みの親である高橋氏による平成ガメラの幻のプロットです。
劇映画の為に企画された事が直筆原稿のプロットに明記されています。(資料:高橋二三氏直筆原稿より)

Mon, 10 July 2006

1965-1971【昭和ガメラを生んだ男たち】コレクション

 

ファンタスティックコレクション癸隠世紀の大怪獣 ガメラ大映特撮映像の巨星】1978.02.15(朝日ソノラマ刊)

【世紀の大怪獣 ガメラ】の裏表紙には初代ガメラを生んだ四天王の直筆サイン入り。
『脚本/高橋二三氏 監督/湯浅憲明氏 特殊撮影/築地米三郎氏 特撮美術/井上 章氏』

Tue, 08 May 2007

1995【ガメラ 大怪獣空中決戦】徳間大映


【ガメラ 大怪獣空中決戦】第一稿台本 1993.12(第1稿)
脚本/伊藤和典


【ガメラ 大怪獣空中決戦】第二稿台本 1994(第2稿)
脚本/伊藤和典


【ガメラ 大怪獣空中決戦】第三稿台本 1994.03(第3稿)
脚本/伊藤和典


【ガメラ 大怪獣空中決戦】決定稿台本 1994(第4稿)
脚本/伊藤和典 監督/金子修介 特技監督/樋口真嗣


【GAMERA THE GUARDIAN OF THE UNIVERSE】決定稿台本 1994(第4稿)
脚本/伊藤和典 監督/金子修介 特技監督/樋口真嗣


【GAMERA THE GUARDIAN OF THE UNIVERSE】コンテ台本 1994 

【GAMERA THE GUARDIAN OF THE UNIVERSE】コンテ台本の表紙には特技監督・樋口真嗣氏の直筆イラスト入り。




1996【ガメラ2 レギオン襲来】徳間大映




GAMERA2:The Real Guardian of the Universe ガメラ2(仮題)】第一稿台本(第1稿)
脚本/伊藤和典


GAMERA2:The Real Guardian of the Universe ガメラ2(仮題)】準備稿台本(第2稿)
脚本/伊藤和典


GAMERA2:The Real Guardian of the Universe ガメラ2(仮題)】検討稿台本(第3稿)
脚本/伊藤和典

 

GAMERA2:The Real Guardian of the Universe ガメラ2 レギオン襲来】決定稿台本 1995.10.19(第4稿)
脚本/伊藤和典 監督/金子修介 特技監督/樋口真嗣

【ガメラ2 レギオン襲来】決定稿台本の表紙には監督・金子修介氏&特技監督・樋口真嗣氏の直筆サイン入り。



GAMERA2:The Real Guardian of the Universe ガメラ2 レギオン襲来】撮影稿台本 1995.12.吉日(第5稿)
脚本/伊藤和典 監督/金子修介 特技監督/樋口真嗣


1999【ガメラ3 邪神<イリス>覚醒】徳間大映


 

【ガメラ 一九九九(仮題)】準備稿台本 1998.02.10(第1稿)
脚本/伊藤和典

 

【ガメラ1999(仮題)】準備続稿台本 1998.04.27(第2稿)
脚本/伊藤和典


【ガメラ1999(仮題)】準備続稿饗翹棔。隠坑坑.05.11(第3稿)
脚本/伊藤和典

 

GAMERA ガメラ3】決定稿台本 1998.05.25(第4稿)
脚本/伊藤和典 監督/金子修介 特技監督/樋口真嗣


 

THE ABSOLUTE GUARDIAN OF THE UNIVERSE ガメラ3 INCOMPLETE STRUGGLE 】撮影稿台本 1998.06.14(第5稿)
脚本/伊藤和典 監督/金子修介 特技監督/樋口真嗣

 

INCOMPLETE STRUGGLE ガメラ3 1999 The Absolute Guardian of The Universe】画コンテ決定稿台本(接触篇)1998.05.28


INCOMPLETE STRUGGLE ガメラ3 1999 The Absolute Guardian of The Universe】画コンテ決定稿台本(発動篇)1998.06.23


2006【小さき勇者たち〜ガメラ〜】角川ヘラルド映画


【小さき勇者たち〜ガメラ〜(仮題)】準備稿台本 2005.00.00(第 稿)
脚本/龍居由佳里 監督/田竜太

【小さき勇者たち〜ガメラ〜(仮題)】準備稿台本の表紙には「極秘」の赤スタンプ入り。
決定稿と準備稿には大きな違いがある。首相官邸危機管理室長の一ッ木義光は子供の頃、ギャオスと戦うガメラをニュースで見て
ギャオスと共に自爆したガメラの姿に「カッコイイ!!」と感動!ガメラは人類を救う為の最終兵器で自爆するものだと思い込んでいる。
さらに突如現れた怪獣に向かって「ジーダス」と命名した一ッ木義光。その理由を聞かれると…子供の頃からギャオスの次に襲来する怪獣を
ジーダスと命名しようと思っていたと告白。大人になった今でもガメラが人類を救う為に被害も一切起こさず自爆して助けてくれると信じ込んでいる。
ジーダスは巨大軟体怪獣とも呼称されており、軟体怪獣たる由縁の設定もある…それは…
…ジーダスの体表を保護している物体が…海洋投棄されたゴミを溶かす為に人工的に開発されたバクテリアなのである。
そのバクテリアの正式名称が実に愉快…「海底遺棄物除去目的A401型食用バクテリア」って長〜っ!!
さらに巨大化したジーダスがガメラを乳白色の巨大な膜で包み込み攻撃するなど戦いの描写は面白そうなのだが…
クライマックス…首相官邸危機管理室長の一ッ木がガメラに「自爆しろ〜!」っと叫びまくったり…
気になる最終決戦の地は…なんと!単なる「空き地」…コレって…まるで対レギオン戦の時とおんなじじゃん!


 

【小さき勇者たち〜ガメラ〜】決定稿台本 2005.00.00(第 稿)
脚本/龍居由佳里 監督/田竜太

(C)『小さき勇者たち〜ガメラ〜』製作委員会


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1966-1967 番外篇日活特撮の世界



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